友だちとランチ、食後はタワーマンションのティールームへ

 気温が下がって、冬が近づいていることを実感する。

 午後から武蔵小杉の駅前にある店で友だちとランチを約束した。この店は同じ友だちや歌会の仲間と何回も入ったことがある。

 テラス席があるが、外は寒いので店のなかの席ととった。友だちは少し早めに来て、席を予約してくれた。

 スマホのメニューでランチを注文した。それぞれ違う料理を注文してシェアした。鶏肉のカツレツに豆入りのトマトソースやマッシュポテト、フランスパンを添えたものとバジルソースの生ハム入りのパスタの2品である。飲み物はスパークリングワインを選んだ。

 どちらもおいしかった。特に鶏肉のカツレツはトマトソースとよく合っておいしかった。

 友だちが現在経営している会社が街の再開発により、会社を継続するか終業するかの瀬戸際にあるようだ。新しく再開発した複合施設で事業を続けるか、まとまったお金を受け取って事業から撤退するか。すぐに結論を出さなくてもいいが、決断するのは大変だ。住むところも変える必要が出てくるとのこと。

 会社をやめて自由な時間を多くするのもいいと思ったが、友だちは無職になるのがどうかと言う。息子さんは会社をやめて母親の負担を軽くしてほしいと思っているそうだ。

 ランチの後は友だちが今住んでいるタワーマンションに案内され、高層階にあるティールームに連れて行ってくれた。東京都内の眺望が楽しめるすばらしいところだ。遠くに東京タワーもスカイツリーも見える、右手には横浜港が見える。近景は多摩川を渡って大坂方面へ走る新幹線が眺められた。もちろん、品川や東京駅をめざす新幹線も見える。遠くから見ると新幹線の動きはとてもなめらかに見えた。

 陽が落ちて夜に近づくにつれ、街の灯りがともりはじめる。暗さが増してくると灯りの明るさも増してくる。

 

ちょっとピントがあわない夜景