2首の短歌、1通の手紙を投函した

 晴れて気温が上がった。朝方はエアコンの暖房を入れたがお昼になる前に切った。炬燵だけは使った。

 新宿の住友ビルで開かれる朝日カルチャーの小池教室に送る短歌2首は11月28日必着、小池先生のご自宅宛てに送ることになっている。

 折にふれいろいろ考えているが、やっと今日になってどの短歌にするか決めようと言う気持ちになった。

 11月中に詠んだ短歌をワードに入力してあるので、そこから8首選んだ。小池先生の教室では自由詠を2首だが、2首の短歌でひとつ世界を詠むと言うか、1首目で状況を明らかにして、2首めで自分が言いたいことを詠むという構成にしている。

 この方法に最初は慣れなかったがだんだんこの詠み方も面白いとおもしろいとおもうようになった。ひとつの試みとして、毎日詠む短歌のなかで時々トライしている。

 午後になり、送る2首を決めることができたので、葉書に書いてポストに投函した。

 今日中にやらなければいけないことを終えたので、4~5日前に現代詩の同人誌を送ってくれた知人にお礼の手紙を書こうと言う気持ちになった。

 知人は同人誌に4つの詩を発表している。どの詩もわたしが好きな詩だったので、詩を読んで感じたことを手紙に書いた。4枚ほどだ。夕鶴の物語を下敷きにした詩があり、シンプルな詩だがとても気に入った。津軽に知人が旅をした、その出会いと体験を詩に昇華した作品もある。

 ポストに投函し、今日やりたいことのかなりの部分を終えた感じになった。

 夕方の散歩はきれいな月を見ながら、30分ほど。半月から3~4日を経た丸みがめだつ月と、木星が少し距離を置いて、東の空に輝いている。木星はここ最近、ずっと同じ位置で耀いている。月はもっと離れたところに居たが、今日は近づいてきた。

 

今年は柿の実がほとんどならない。木の上の方にひとつ見つけた。

障子に映る木洩れ日