友だちとラインのやりとり、短歌を作る

 コロナの検査で陽性となり、今日で10日目。感染拡大の最初の頃は検査で陽性となり、症状が出た人は10日間の療養期間が必要だった。いまは療養期間そのものがなくなった。

 ただ、目安としてウィルスを排出する期間は過ぎたと考えていいだろう。七日を過ぎるとがくっとウィルスの排出が少なくなるとネットの情報にあった。

 現在残っている症状はほとんどなく、喉にたんがからんでいるくらいか。咳は昨日までは一日に数回、咳が立て続けに出る時があったが、今日はその症状もなかった。

 ただ、体力は戻っていない。夕方、買い物以外で歩きたくて、短い散歩をしようと歩き出したが気持ちが乗らなかった。なんとなく体が重たい感じがしたからだ。すぐ引き返した。西の空に細い月が出ていた。これから少しづつふくらんでいく月だ。毎晩、月を見るのが楽しみになるだろう。

 朝9時頃、友だちから定期便のようなラインが届いた。コロナに感染してから、最初の日曜日と他に一日ラインがない日があったがそれ以外は毎日ラインが来る。

 今日のラインは珍しくわたしの症状や体調ことではなく、友だちのことをやりとりした。大昔の元彼からラインが届いたという話だ。ずっと探していてやっと友だちのラインを突きとめたようだ。相手はすでに結婚していてこどももいるので、これからどうなるという話ではないが、揺れ動く気持ちはあるだろう。

 こういう話をラインでできるようになったのも、わたしの健康が回復傾向にあると見ていいだろう。

 新宿で受講している小池光さんの短歌教室に送る短歌2首(24日までに投函)や、8月30日に投函しないといけない明治神宮の秋の大祭に送る自由詠1首など、送る短歌をあれこれ考えた。今月はコロナ感染があり、作る短歌の数がだいぶ少なくなった。これから盛り返すにしても、いつも通りとは行かないように思う。

 体調不良のときは肩の力を抜いて、やわらかく短歌を作ろう。なにも気負うことなく、ひょうひょうとした感じで。

 パソコンを開いて、たんたんと作った短歌を入力した。