風は秋、明治神宮の月次歌会へ

 残暑がおさまり、夜も眠りやすくて助かる。

 午後から明治神宮で月次歌会が開かれるので、家を出る時間から逆算して、ゆっくり準備をした。

 朝早めに起きたがNHK短歌は見損ない、俳句の方を見た。格子の俳人も参加しての句会でおもしろかった。

 9時からは日曜美術館を見た。 東京現代美術館で現在、開催中のデイヴット・ホックニー展を紹介している。

 イギリス生まれのアーティストだが、一時、アメリカのロサンゼルスに移住し、活動拠点としていた。現在はイギリスに帰って、新たな作品世界を繰り広げている。

日曜美術館を見ているとき、友だちからlineがあったがすぐには返信しなかった。放映が終わってすぐ返事を送り、少しやり取りをした。一昨日会ったときに友だちに渡した武蔵小杉の歌会の短歌を詠んでよかった歌を送ってきた。それは名前を伏せてあったが、わたしの歌をいいと言ってくれ、うれしかった。

 いつもの時間に家を出て、二子玉川から田園都市線半蔵門線、千代田線とつないで、明治神宮前へ移動。

 少しぶらぶらしてから会場に入った。武蔵小杉の歌会の仲間はみんな欠席だが、かえってのびのびした感じでよかった。

 興の当座は「蝉」。20扮くらいで4首ほど作った。一首選ぶのに時間がかかった。さらにもっと違う視点からの歌があると最後の方におもいいたった。

 今回は時間がない。次はもっと視点をひろげようと思い、とりあえず一首選び出した。

 予想した通り、今日の講師の森山晴美先生には撰ばれなかった。

 全体的に出された歌がコロナ前より良くなくなったように思える。参加する人数が1~2割くらいへったのも関係ありそうだ。