なんか疲れて家で短歌を作ったり、同人誌を読んだり

 昨夜は雨の中、バスと電車を乗り継いて最寄り駅前に移動し、駅前の店で友だちと夕食をとった。雨が二階の窓ガラスをたたきつける様子を見て、降り方が激しくなりおさまる様子がないのを知った。

 友だちとは先週も夕食をともにしたのだが、あの時、社会参加を考えていると言っていた。その社会参加に考えていた仕事に就けなくなったという。雇い主から友だちの健康状態に不安があるようなことを言われたようだ。

 かなりショックを受けた様子で、昨夜わたしを誘ったのもその話を聞いてもらいたかったからのようだ。

 わたしの悩みといえば歌会のことくらいで、それほどの悩みともいえない。短歌については悩みはなく、あるとしても楽しんで悩むことにしている。短歌に関わる人間関係も悩みと言えばそうだが、わたしのいちばんの悩みは自分の時間をたくさんほしいということだ。やりたいことを自由に、やりたいだけできる時間がほしい。時間こそ生きているときに一番大切なものと思う。限りがあるものだから。

 家族のいない暮らしなので、時間はいくらでもありそうに思えるがそんなことはない。今日みたいに疲れていては時間があっても自由にいろいろなことができない。元気でしかも時間がたくさんあることが大切だ。

 友だちと会うのは楽しみだが、楽しみにするために自分の時間を損なうことがないようにしたい。最近は友だちと会うことが自分の時間を圧迫している感じがある。

 きっと疲れているからこんなことを考えるのだろう。

 今日は午前中と午後も昼寝をして、起きている時間はパソコンに向かい短歌を作った。ノートにメモした短歌をワードで入力するのではなく、直接ワードで短歌を作った。このやり方はけっこうわたしに合っている。長い間、パソコンで文章を作る生活を送ってきたので、パソコンに向かうとことばが出てきやすい感じがある。

 夕方近く、横浜の朝日カルチャーの講師である、高野公彦さんに貸していただいた同人誌『桟橋』創刊号を読んだ。コスモス短歌会の同人だった柏崎驍二さんの短歌24首が冒頭に置かれている。次が現同人の小島ゆかりさんの短歌24首。読み応えがある。

 柏崎さんについてはこの同人誌で初めて知った歌人なので、ネットでいろいろ調べさせていただいた。