通帳のことで銀行の窓口に行く

 残暑が厳しい。青空がひろがり、夏の雲が空の低いところに浮かんでいる。隊列を組む船みたいだ。

 銀行の通帳を紛失したと勘違いして、先週の土曜日に通帳差し止めを電話で行った。ところが勘違いであることに気づいた。あるときから通帳の年号表記が西暦に変わっていて、21の表記を平成と勘違いして、令和に入ってからの通帳がないと思った。

 ところが落ち着いて通帳を見ると、西暦に変わりますとある時点で明記されていて、勘違いに気づいた。それにしても2021末から通帳の記帳をしていなかったのも問題だ。

 午前中早い時間に二子玉川にある支店に赴き、通帳差し止めの取り消しをして現在の通帳をそのまま使えるようにした。記帳をしてもらい、新しい次の通帳を作った。

 すべてが終わった後、窓口の銀行員から保険について聞かれた。医療保険は定期的に見直しをしたほうがいいと言われた。通帳にある保険の引き落としが長年続いているので、同じ医療保険を続けていると解釈したらしい。その保険会社の名前を銀行員が口にしたのは通帳を見ているからだ。通帳は個人情報の宝庫である。その人の入出金を見るといろいろなことがわかる。これをもとに、保険の営業をわたしにしてきたようだ。

 どんな保険に入っているかを知らせてほしいので、と切手を貼り宛名を明記した封筒を渡された。いまは別の見直しの必要を感じていないが、必要なときは送ると応えた。

 午前中早い時間に用事をすましたので、解放感を感じた。ショッピングセンターに入っている家庭雑貨の店に行き、少し前から欲しかったフライパンを買った。今使っているのはこびりついてしまい、使いにくくなった。軽くて使いやすいフランパンので同じのを買ったが割引価格だった。

 この店は9月24日で閉店するそうだ。11月には同じ二子玉川の別のショッピングセンターにこの同じ店がオープンする。そちらのショッピングセンターのほうが来客数の増加が見込めると言う判断だろうか。

 東急系と高島屋系のショッピングセンターがある。

 買い物をすませ、よく利用しているアンテコ・カフェに入った。この店に入る人たちはおしゃれな人たちが多いような気がする。見ているだけで楽しませてくれる。服装だけでなく、バック、アクセサリーからサンダル、靴までどこかあか抜けている。自分自身は棚上げしている。

 珈琲と店の人たちの様子を楽しみながらひとときを過ごした後、H&Mに寄り、秋のファストファッションを見て、地下のスーパーマーケットでほんの少し買い物をし、お昼を少し過ぎて家に帰った。