昨日の歌会について仲間に電話

 雲が多い空。だんだん雲が厚くなり、夕方には小雨が降る。

 昨日の歌会を休んだので、歌会の様子を聞くために仲間に電話した。歌会に3首の短歌を出してあり、その歌についての皆さんの感想、評価を聞きたかった。

 出した短歌のうち、2首は3人から選ばれたが1首は誰も選ばなかった。この歌がわたしはいちばん好きなのだ。

 仲間は7月に船で奄美大島の旅に行ったので旅の話をいろいろ聞いた。田中一村という日本画家が画家として活動し、最期をむかえた奄美大島を観たくて旅したとのことで、一村についても聞いた。

 わたしもこの画家の絵をテレビで見て好きになった。興味を持つようになったのである。

 奄美大島に移住してから描いたのは自然をモチーフにしたシンプルで、力強く、深い。そういう絵である。

 この仲間とは珍しく長電話を楽しんだ。

 電話を切り、こんどはパソコンを開いて

9月3日あたりから詠んだ短歌をwordで入力した。

 一昨日の小池光さんの短歌教室か終わってから、先生に質問をした。力強い短歌を詠むにはどうしたらいいですかと。先生は難しいと言ったが、シンプルに歌うこと、言葉を少なく詠うようにするといいと言った。3つか4つくらいの言葉で詠う気持ちで、と。

 確かにごちゃごちゃしている短歌を、この方法で手直しするとぴしっとしまった歌になる。付け足しや蛇足が多いと短歌は力強くならない。

 夕方、バスに乗りいつも行くカフェに足を運んだ。1時間と少しだけいて、夕食の買い物をし、またバスで帰ってきた。前はよく帰りは歩いたものだが、まだ歩く気になれない。