題詠の短歌を3首投稿する

 夜中過ぎに目が覚めた。激しく降る雨の音が聞こえる。   

 雨音を聞いていると昨年の水害を思い出し、不安な気持ちにおそわれる。

 いつの間にか眠り、次に起きたのは7時過ぎ。

 ほぼ1日雨が降り続けたので、メダカのえさやり以外は庭に出ることもなく過ごした。たくさんやりたいことがあるが、そのいくつかに手をつけることができた。少し時間をかけてやりたいことだ。

 短歌の投稿もやりたいことのひとつだが、手をつけられないでいた。NHK短歌はコロナウィルスの影響でテレビの放映はないが短歌の投稿を変わらずに受け付けている。インターネットで何首でも投稿できるので、よく投稿していたが昨年の水害の後は投稿回数が大幅に減った。4月から新しい選者が1年間講座を持つので、気持ちを切り替えて始めようと思ったがすぐコロナの影響でテレビ放映が中止になり、宙ぶらりんの気持ちになった。

 今日は再度気持ちを立て直して3首を投稿した。「兎・卯」と「電話・スマートフォン」という題詠である。あまり自信がないが、投稿しようと気持ちになれただけでもよかった。

 実は、歌会の仲間から6月の歌会のための短歌が送られてきて、その短歌を見て刺激を受けたこともある。コロナウィルス禍のさなか、仲間たちがそれぞれの生活を送りながら、短歌とかかわりあい、紙上での歌会に参加しようと短歌を送ってくれることがありがたいと思い、どのような形であれ歌会を続けられることに感謝の気持ちを持った。

 

雨がやむ若葉の庭の黒揚羽葉の重なりの奥へと消へつ