小池光さんの短歌教室に行く

 朝はそれなりに涼しい風が吹いていたが、日中は暑くなった。

 夏空がすばらしくきれいだった。写真に撮るのを忘れたのがとても残念だ。いろいろな高さの雲、いろいろな形の雲が大空にところ狭しと湧き出して、ため息を誘う。

 夕方、この夏空を眺めながら、バスに乗り、二子玉川まで行った。電車を乗り継いで新宿へ。

 夜からの短歌教室に出席するためだ。

 今日はじめて出席するのは歌人の小池光さんの教室「短歌の読み書き」。8月と9月に一回ずつ開かれる。前もって自由詠の短歌を二首、小池氏のご自宅に葉書で送ってある。今日は参加者全員の短歌を小池氏が批評する。

 少しずつ早めに着いたので、少し情報収集をした。受講者は20名より少ないようだ。わたしが話しかけた女性はこの教室を3年ほど受講しているそうだが、外の人たちはもっとも長く続けているようだ。

 今わかった。今夜は16名参加のようだ。

 16名が2首の短歌を出して、計32首を先生が講評する。その前に小池氏が選者をつとめる読売歌壇で氏が選んだ短歌をプリントしたものを講評した。

 参加者の短歌にはおもしろいもの、いいものがいくつかあり、楽しめた。わたしの短歌は先生の手直しでよりよくなった感じがする。

 教室の参加者は小池氏が編集委員をつとめる結社の短歌人に所属する人が多いようだ。半分まではいかないが。