晴れたが気温が低めの日曜日、
明治神宮の月次歌会が3年と数ヶ月ぶりに開かれた。午後12時に会場となる参集殿に入室できるとのことで、少し前に行き、会場の前で待った。
以前開かれた会場より広い講堂のようなところだ。ふたりがけのテーブルが並び、前より密集度が低くなった。
最前列に武蔵小杉の歌会の仲間と座り、持って行った原稿用紙にいくつかの短歌を作った。納得できる歌は作れなかったが、締め切りの時間が近づいたので提出した。
3年前より若い人の参加も多くなったように思う。
4月の兼題(歩く)の短歌から、小島先生が選んだ何十首かの短歌の講評が行われた。歌会の仲間とわたしの歌はは選外佳作に選ばれていて、先生の講評をいただいた。
先ほど提出した当座の歌はプリントされ、歌会の参加者全員に配られた。講師の小島さんは40分くらいで、参加者の短歌、58首に目を通して10首を選ぶ。
小島講師は今回がはじめての歌会なので、かなり大変な思いをされていることだろう。歌会のはじめに、選歌する大変さを話されたことからもわかる。
58首の講評をされるのを伺いそうながら、先生がどのような短歌をいいと感じるか、が伝わってくる。その感じかたが参考になるし、勉強になった。