昨日は朝から晴れて気温が上がった。
歌会の仲間が靖国神社の献詠大会で領選に選ばれたので、その授賞式に付き添いとして参列した。仲間は昨年の同大会では次点に選ばれた。わたしは昨年は領選に選ばれたのでいっしょに参列した。
仲間は昨年より一段上の賞だつもたのでとても喜んでいた。わたし2年続けて受賞した仲間を誇らしく思い、嬉しかった。
1時半に靖国神社参集殿に集合し、2時頃から本殿で披講式が執り行われた。本殿は皆さんがお参りをするところで、吹き抜け屋根つきの広い部屋で行われた。領選の短歌20首のうち参列された方の短歌を宮司たちが朗詠する、実に不思議な節回しで、わたしは見解で三回目を拝聴することになった。昨年は自分の短歌が朗詠され、とてもいい思い出になつている。
式のあとは今回の短歌すべてを神殿に奉納し、その後参集殿に戻った。
次が表彰式と選者による講評が行われ、そのあとは直会(なおらい)が開かれた。なおらいは参列者全員か参加する会食のようなもの。いくつものテーブルが置かれ、席について飲食を楽しむ。テーブルには寿司が措かれ、そのはかの食べ物はビュッフェスタイルで各自取りに行く。ローストビーフや豚ばら肉の煮込みなど肉料理を中心に頂いた。小さなケーキや果物、珈琲もある。最後にお蕎麦が配られた。
この会食は平成29年、まだコロナがこの世に現れる前に、ここで最初の受賞をしてそのときに参列した。前はテーブルにすべての料理が並べられ、見た目は今回より豪華だった。なつかしい思い出である。
昨日は家に帰ると驚くような手紙が届いていた。手紙を書いた人に反感を抱くような書き方だったので、睡眠障害に陥った。九州の八代市に事務局をおく「しらぬ火」という季刊の短歌誌の会計担当者からの手紙で、すぐにではないが遠くない将来、ここを脱会する方がよさようだと思った。
いつまで続けるかはときどき意識にのぼり、そのつど考えた。だが、しばらくは続けようと結論づけていたがぐっと最後が近づいた気持ちになった。次の手を考えようと思った。
眠れない夜が明けて、朝食をとるとまた眠くなり、うとうとしていると電話があった。
「しらぬ火」の事務局であり編集長でもある人からだった。この方とは電話のやりとりもときどきあり、年に4回短歌をこの住所に送っているので親しくしている。
電話でわたしを眠れなくした手紙について、具体的な変更があった。先方でもコミュニケーションの不備があったのだろうか。手紙の文面の一方的な調子、何を伝えたいの?と思わせる同封物、あ~あ。
これでやや気を取り直した。次に参加する短歌誌をすぐ探さなければいけない状態ではなくなった。まあ、遅かれ早かれという感じもあるので、情報収集には努めたい。