1ヶ月ぶりに国会図書館へ

 曇り空だが1日雨が降らなかった。暑くもなく寒くもなく過ごしやすい。

 最後に行ったのが5月末だった国会図書館に今日は足を運んだ。

 11時少し前に着いて、さっそく端末に向かって読みたい雑誌や本の閲覧請求をした。雑誌は総合短歌誌の「短歌研究」と「短歌」の5月号、単行本は小島ゆかりの歌集『純白光』と高野公彦の歌集『水の自画像』、山階基の歌集『風にあたる』の三冊。

 閲覧請求した本が受け取れるまでの時間が20分あまりかかるので、少し早めに昼食を食べるため、6階の食堂に行った。

 コロナウィルスが感染拡大しているときは食堂では食事の提供がなかったが現在は再開している。日替わりランチが二種類あるので片方を選んだ。デミグラスソースをかけた鶏肉の鉄板焼のランチだ。味噌汁と小鉢とご飯がつく。

 ゆっくり食事を楽しんでから、読みたかった雑誌や本を受け取った。いつものようにすべての本や雑誌を読み終えることはできなかったが、いくつかの発見があった。こういう発見、気づき、刺激があることが楽しい。ガツガツと本を読むのてなく、ゆったり楽しみ味わいながら読むことにしよう。

 小島ゆかりさんの歌集『純白光』は2012年の1年間、毎日短歌を一首づつ読んだものを一冊のホンにまとめてある。

 2012年は柴犬レオがわが家にいた最後の一年だったので、当時のことを思い出しながら読んだ。わたしはまだ短歌を始めていなかった。わたしが短歌を始めたのは013年の7月からである。

 雑誌の「短歌研究」から、林あまりさんの短歌を一首紹介しよう。

 

好きになったかもしれなかったひととお茶

この十二年遠くで見ている

 

 相聞歌として、いまのわたしの気持ちにぴったり。