お弁当を持って国会図書館へ

 晴れて陽ざしが強く、気温があがった。

 ただ、お昼前から国会図書館に行ったので暑い時間はほどよく冷房の効いたところで過ごすことができた。

 いつもと違うのはお弁当を持って行ったことだ。昼食を図書館内の食堂でとるが、まわりを見渡してみると弁当を持っている人がちらほらいて、この手もあるなと思った。

この前行ったときは、サラダのようなものと果物を持ってきている人がいて、このくらいならわたしでも持って来れそうと思ったのである。

 今日は大きめの密閉容器にレタスを敷いて、酢とオリーブオイルであえたワカメ、ゆでたブロッコリーとゆで豚、煮卵を入れた。マヨネーズをアルミホイルに包んでそえた。行く途中、駅中のスーパーでお結びとデザートのプリンを買った。これで昼食がそろった。

 故人となった歌人岡井隆氏の著作を端末でいろいろ調べたが読みたい本は現在データ化の途中で閲覧できなかった。『韻律とモチーフ』という本もデータ化のため閲覧できない。タイトルを見て読みたいなと思う本が読めないのは残念である。

 岡井隆著『短歌この騒がしき詩型 第二芸術論への最終駁論』(短歌研究社)と言う長いタイトルの本は閲覧できた。1~28までの章に分かれていて、最初から読み始めたがとても読み切れないと思い、興味を特に感じた23~28章を読んだ。なかなか面白い。本当は最初から読みたいのだが。

 他に岡井隆自選歌集『蒼穹の蜜』、江戸雪歌集『駒鳥』(ロビン)も閲覧した。さらに岡井隆の『今はじめる人のための短歌入門』(角川文庫)も。

 昼食後、2時間ごろからすごく眠くなり、困った。眠気がどうしても去らないので、読んでいる本を変えたら、脳が切り替えられて眠気がなくなった。眠くなったので内容が頭に入らなくなったのか、内容が頭に入らなくなり眠くなったのか。どっちにしろ、目先を変える(変化を与える)と眠気がなんとかなりそうだ。

 4時半ごろ、図書館を後にして永田町駅から電車で二子玉川に向かった。二子玉川に電車が着いたその時に携帯電話が鳴ったので、取って今電車だが駅に着いたのですぐかけ直すと言って切った。

 冷房のきいていない待合室に入り、電話をして10分ほど話した。冷房のきいていないところはものすごく暑い。