梅雨入りした東京だが、昨日今日と晴れの日が続く。
昨日は日比谷で4年半ぶりに旧友と会った、付き合って45年くらいになる。最後に会ったのは2018年の師走で、共通の友だちと3人でやはり日比谷で会った、3人がお互いに40年以上の付き合いだ。
友だちは当時は母親の介護があり、途中で介護施設に入ったがそれでも時間的、気持ち的に余裕がなかったようだ。わたしの事情としては2019年には水害にあうなどがあった。ただ、友だちと気持ち的な距離を感じるようになったのがわたしの側の会わなくなった事情かもしれない。メールのやりとりを中心におたがいに声を掛け合い、音信不通になったわけてはなかった。ある期間、まったくやりとりがないときもあったが。
そんな友だちと会って、やはり会えてよかったと思った、前とまったく変わりなく話せた。お互いの話しに耳を傾けあい、自分の子ども話した。
友だちはかなりの久しぶりに会うことの不安をもらしていた。だが時間があいても同じように話せることに安心のことばを口にした。
風か強く、入った店は2つとも2階で、街路樹が風にあおられるのを眺めた。高いビルディングが並ぶ日比谷から眺める空は才所は雲形見えたがいつの間にか雲ひとつない青空に変わったようだ。
日比谷ミッドタウンのなかに入り、ケショウヒン売り場で口紅をひやかした、自由に試せるのがうれしい、ここは以前も友だちと入ったことがあり、そのときは友だちが口紅を買った。
さらに有楽町まで歩き、角にある東急プラザに入り、日比谷通りを見下ろせる広いロビーのようなところのソファーに座った。目の前は
有楽町の交差点である。首都高速も眺められる。当たりくじが多いと評判のタカラクジ売り場もある。いつも行く家近くの、最寄り駅前のカフェからの眺めと違って、大都会の鼓動が感じられる。わたしはここて生きているのだ。勤務先から帰る途中の人たちの歩き方もスピード感がある。金曜の夕ぐれだから、だろうか。
今日土曜日は朝から晴れて暑くなった。部谷の掃除をしたり、庭仕事をした。
先日、ホームセンターで買ってきた花苗を花壇に定植した。日日草を3つ、インパチェンスを2つ。種子から蒔いた百日草の小苗は8つ植えた。
花の終わったニゲラの種子をとり、花壇に一部を蒔いた。一部はとり置いて秋にまく。
夏至が近くなり、夕方になっても明るい。夏至の頃はなんとなく寂しいような気持ちになる。
夕涼みせし母なき夕ぐれ
アガパンサスが咲きそめにけり
夕涼みしたるわが母川べりに
迎えにゆきし夏思い出す
夏至近くの明るき夕ぐれ
たましいが迷いだしさう揺れる葉を見て