秋に蒔く草花の種子を買いに行く

 今日は珍しくいろいろやることが多い日。一日でやるべきことを時間で区切って決め、紙に書いた。

 歌集を読む、明日から始まる国勢調査の予習、掃除、ネットセミナーの視聴、最後に9月に蒔く種を買いに行くこと。

 予定通りに出来たこともあれば、時間をオーバーしたこともあるが、夕方近くになり、種を買いに行く時間ができた。

 そろそろスモールライトを車がつけ始める時間に、車に乗り、ホームセンターに向かった。近場のホームセンターに電話して、ほしい種子があるかどうか確認すると売り切れたとのことなので、少し離れたホームセンターに行った。

 それでも30分くらいで着き、ほしかった種子を手に入れた。ネモフィラカワラナデシコ、ストックである。他にもいくつか触手が伸びた種子があったが、説明書を読むとこの秋に種子を蒔いて花が咲くのは再来年の春と書いてあったのでやめた。再来年の春まで育てられる自信がないからだ。

 種子だけのために車で買い物に行くのもわたしには珍しいことだが、早めに用意して時間があるときにいつでも撒けるようにしたかった。

 帰りは車のヘッドライトを付けた。スモールライトを付けている車もある。テールランプの赤がだんだん濃くなっていくこの時間が車を運転していていちばん好きな時間帯だ。

 スモールライトを付け始め、テールランプが濃くなるまでの夕ぐれに向かう時間に車を運転しているだけで、なんか幸せと言ったら大げさだがそれに近い気持ちになる。

 

秋めいた陽ざしをあびて庭の樹はひと息つくがに葉を揺らしたり