横浜の短歌教室に行く

 朝から晴れたが、天気予報によると午後から関東一帯は雷雨になるおそれがあるという。

 洗濯物を室内に入れて、折り畳み傘をバッグにいれて、お昼前に家を出た。横浜ルミネ8階で開かれる高野公彦氏の短歌教室に参加するためだ。

 いつもより早めに出たがこれがよかった。人身事故で東急線に遅れが出ているとのことで、電車が時間通りに来ない。時間にゆとりがあったので、大丈夫だった。

 今日は「新聞」と「天体」の2つを詠みこんだ題詠を高野氏からリクエストされ、28首の短歌が出揃った。

 みなさん、なかなかおもしろい短歌を詠んでいるので、先生も誉め言葉が増え、ご機嫌な感じがした。わたしのは、分かりにくいところがあると指摘され、語順を直してくれた。さらに第5句を少し変えた。

 高野氏は氏が主宰した30年くらい前の同人誌を教室に持ってきてくれた。その抜粋のコピーを資料として渡されたが、4つの題を詠みこんた題詠を同人たちが詠んでいて、面白かった。

 題詠は担架の筋トレになる、と高野氏は言う。ただ、題詠だけではよくなくて、自分のうちにあるもの、沸き上がるものを詠うことが大切と言った。