横浜の高野短歌教室に行く

午後1時から横浜ルミネ8階で歌人の高野公彦さんが講師の短歌教室が開かれる。朝日カルチャーセンターのカリキュラムのひとつだ。

 バスと電車を乗り継いで横浜に30分前に到着。ルミネの店をすこし見て8階に上がった。すでに講師の高野さんも、生徒さんたちも教室に集まっていた。次はもう少し早目に来ることにしたい。

 というのは1時すこし前から先生が講義を始めたからだ。全員が揃ってから講義をしたいわけで、早目に行けば先生もやりやすいだろう。

 今回、わたしが提出した短歌は思いがけず高野先生に評価された。おもしろい、ユニークとほめられた。細かいところまで先生は見てくれて、ただきれいな言葉をならべただけでないことを理解してくれた。

 この歌は生徒さんにも標本か良くて、帰りのエレベーターで「すてきな歌ですね」と声をかけてくれた。

 講義ぜんたいはとても勉強になる内容だった。短歌のリズムは区切れだけでなく、文節の切れ目によっても変わってくる。この

文節を意識したことがなかったので、新しい世界がひらけたような気になった。目の前のものと遠い世界のものをひとつの短歌で詠むという方法も教えてもらった。無意識のうちにこの方法を実践しているような気がするが、これからは意識的にやってみたい。

 その他、盛りだくさんの学びがあった2時間だった。