雨が降ったり、晴れ間が出たり、めまぐるしく天気が変わる一日。朝の天気予報によると全国的に雨と言っていたので、わたしが住んでいるところもそうかと思ったが、そうではなかった。もっとも詳しく天気予報を見ておけばよかった。
朝方、郵便受けに小さなダンボール箱を見つけた。グラジオラスの球根だ。
箱を開けてネットの袋に入った球根を取り出した。一見、球根はほどほどの大きさできれいな花がが咲きそうだ。球根の花は球根の大きさでほぼ決まる。大きな球根からは大きな見事な花が咲くのである。
送ってきた球根は中ぐらいの品質、わたしには十分な花が咲くはず。夏が楽しみである。チューリップの花が終わり、葉が枯れたあと掘り起こし、かわりにグラジオラスを植えるつもりだ。
今日もほぼ家で過ごした。
雨の合間を縫って、庭や駐車場に寄せられた大量の花びらや、落ち椿の掃除をした。沈丁花の剪定もした。沈丁花は木ぜんたいが大きくなると枯れやすくなる。根が浅くしか張らないので。なるべくコンパクトに木を仕立てるようにしている。
体調はあまりよくなく、悪寒がすることはなかったが、あの悪寒がなんだったのかという疑問があって、体調に不安を抱えている、
家の中にいるときは『寺山修司全歌集』を読んで過ごした。
今日はこの歌人の短歌がすとんと心にはいる。そうでない日もあったので、なにかがわたしのなかで変わったのかもしれない。たまたま今日だけのことかもしれない。いや、昨日もそうだった。
昼食後しばらくして布団に横になった。少し眠ったようだ。
近所に買い物に行ったとき、出合った花、藤と黄色のもっこうばら。