近所の人に梅の花をほめられた

 日中は気温が上がった。昼間はほぼ家にいて、パソコンに向かったり、庭に出たりした。

 3月になり、急に春らしくなったので、庭の落ち葉が目立つようになった。庭の隅や植え木鉢の間などに吹き寄せられた落ち葉を掃いて、庭に掘った穴に積み重ねた。柿の木のかたわらに掘った穴は土をかぶせて蓋をした。

ツツジの植え込みの後ろに掘った穴はまだ落ち葉があるので、もう少し積み重ねてから蓋をすることにした。庭のあちこちにたまっている落ち葉をかきだし、穴に放り込む作業でやや疲れて切り上げようかと家に向かっていると、後ろから声がした。

 振り返って探すと近所の奥さんだった。家で休みたかったが、しかたなく相手の声に応じた。門扉のそばで立ち話をしばらくして、ではと家に戻ろうとするとあの椿きれいね、見せて、と奥さん。しかたなく庭にいっしょに入り、椿の話や花壇に芽を出したヒヤシンスやこぼれ種から芽を出したニゲラ、千鳥草の話をした。

 しばらく話して奥さんは帰った。

 家に戻り、外出したくなった。読みたい歌集をもって、バスで時々行く駅前のドトールへ。歌集を読みつつ、じぶんの短歌も作った。小一時間ほどいて、夕食の買い物を少ししてから、busに乗って帰った。

 


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