秋に蒔く種子をホームセンターに買いに行く

 エアコンなしで気落ちよく過ごせた。扇風機はときどき使ったが。

 午前中は部屋の掃除機をかけ、そのあとは庭に出た。家の敷地の裏の方、車が通れない細い通路に面しているところに植えたわけでもない木がいつの間にか大きくなっていた。フェンスに幹を絡ませて大きくなった。ノコギリで5か所くらい切って、なんとかフェンスから幹を外して取り除くことができた。せっかく大きくなったので気の毒だが許してもらおう。

 先々週の土曜日にラインを送った友だちから返信がなくどうしたのだろうと思っていたが、今日は別件でラインを送った。しばらくして友だちからラインが来て、いま出先だがのちほど電話をするとのこと。

 お昼過ぎに電話があり、しばらく話した。ラインの返信をしなかったことは相手は何も言わなかった。わたしは返信がなかったことをいいほうに解釈して話した。何も触れないのも不自然なので。友だちがわたしの話を聞いて、言葉を濁らしたのはなんとなくわかる。

 電話を終えてから車に乗ってホームセンターに行った。来年の春に咲く草花の種子と秋植えの球根を買うためだ。種子はネモフィラ、切り花用ストック、球根は黄色と白と赤白のチューリップと白いラッパ水仙を買った。帰りは図書館に寄り、予約した本を2冊受け取った。ついでに9月末に期限を迎える図書カードの更新をした。

 家に帰ったのは夕方近く、すぐ出かける支度をして、バスに乗り二子玉川に行った。図書館で借りた本を一冊持って。歌人の横山未来子さんの『水をひらく手』と言う歌集である。

 いつものカフェに入り、歌集を読んだ。すーっと心に入ってくる短歌が多い。言葉の使い方がどきっとするほど素敵で,読んでいてここちよい。

 三分の一ほど読んだところで、先ほど電話で話した友だちからの着信に気が付いた。多分、トイレに行っていた時に電話が入ったのだろう。店の外に出てコールバックすると、友だちは電車に乗るところなのでかけ直すとのこと。

 夕食の買いものをすまして電話を待っていると1時間後くらいに電話があり、少し話した。