初夏の気温、風に吹かれて昼寝をした

 窓を開けて、部屋から部屋へと風を通した。暖房はもちろんなし。

 急に気温が上がったので服装はまだ長袖が二枚。半袖でじゅうぶんな一日だったが。

 火曜は燃えるゴミ出しの日なので、駐車場にたまった花びらを掃除した。端の方に吹き溜まって花びらがこんもりしている。お隣のつるバラの葉っぱもなぜか枯れてこちらに落ちてくるので、こちらも掃除した。年がら年中、葉っぱや花びらが落ちて、掃除は欠かせない。特に木の花が咲く春と、落ち葉の秋がいちばん掃除の回数が多い。台風など強風の後も掃除が大変だ。

 部屋の中にも掃除機をかけた。1週間ぶりくらい。

 掃除を終え、4月15日必着の靖国神の献詠歌(題詠 子)をいろいろ考えるが手詰まり状態。速達で送るとしてぎりぎり14日まで考えることにした。

 4月末必着の季刊の短歌誌に送る短歌10首はまだ締め切りに間があるが、早めに進めたくて、うち9首をワードでまとめた。もっといい歌ができたら、どんどん差し替えていくつもりだ。

 昼食後、しばらくパソコンに向かっていたが急に眠くなり、庭に面した広縁で昼寝をした。掃き出し窓を少し開けて風が入ってくる。うすい羽根布団をかけてごろんとなった。目を開けるときらめく庭木の若葉がまぶしい。楓や梅、桃の木、紫陽花、柿若葉も。

 風が心地よい季節がやってきた。こうして風に吹かれて昼寝ができる時季はそんなに長くない。陽ざしが強くなりすぎると広縁はここちよくなくなる。新緑がきれいな季節と、陽ざしがおだやかになる秋の一時期だろう。