友だちに誕生日プレゼントをもらった

 冷たい雨がほぼ一日中降った。

 午前中、友だちとラインのやりとりをしたが、喉が痛く熱を出してダウンしていると伝えてきた。幸いと言えるかどうかはわからないがコロナではなかったとのことだ。喉が痛くて声が出せないので電話がかけられないとラインで言ってきたが、そんなことは気にしないで大丈夫、仕事のしすぎだからゆっくり休むように、早く辛い症状がおさまるようにと伝えた。

 別の友だちと午後に会う約束していて、だんだん強く降るようになった雨の中、バス停まで歩いた。最寄り駅までバスで行き、電車に乗り換えて武蔵小杉に行った。

 駅前のカフェに友だちは先に来ていた。ちょうど昼食の時間だが、友だちもわたしも小さなスープを頼んで昼食がわりにした。

 友だちから紙袋に入った誕生日プレゼントやバレンタインデーのチョコレートを受け取った。わたしもバレンタイン用に買ったチョコレートクッキーをわたした。

 スープを飲みながら、月曜の夜に見る『ミステリーと言うことなかれ」という菅田将暉主演のテレビドラマについていろいろ話した。わたしの歌会のことや、友だちの病院での検査のことも。友だちは指に指輪のようなものをしているが、これは24時間心拍数や自律神経の働き方などを計測して、スマホに記録する装置とのこと。眠るとその眠りの浅いときと深いときの時間が記録され、睡眠時間も記録される。

 2時間ほど話して、友だちが宅急便が送られてくることになっているので、と言い、喫茶店を出た。友だちの家はすぐ近くである。

 わたしはスニーカーと平底のはきやすい明るい色の靴を買い、夕食用にブリの刺身、朝食用にパンを買って帰った。

 帰りはさらに雨が強くなっていたが、最寄り駅から20分近く歩いて帰った。

 家で友だちからもらったプレゼントを開けた。シャネルの口紅とスナフキンのマグカップだった。シャネルの口紅は友だちの同じもの、スナフキンはわたしが好きなので知っていて選んでくれた。このマグカップで飲み物を飲みながら、短歌を考えているわたしをイメージして贈ってくれたようだ。

 期待に応えていい短歌を詠むことにしよう。