花桃の白い花が咲いた

 朝方は雨が降ったが午後からはきれいな青空がひろがった。

 気温はあまり上がらず、エアコンと掘り炬燵の両方で暖をとった。

 午前中、筍を送ってくれた友だちにお礼の電話をした。筍は友だちが持っている竹林から掘り起こすが、傾斜地でだんだんとるのが大変になってきたという。三方原台地に向かう傾斜地に竹林があり、掘ると大きな石が出てくることがあるそうだ。天竜川が運んだ石ではないかと友は言う。

 昔、友だちが祖父母の家で入った五右衛門風呂の話で盛り上がった。五右衛門風呂は蓋を足で沈めて入る風呂で、こわくてこわくてそのことしか思い出にないという。わたしは祖父母の家に行ったある時、お風呂をすすめられたが五右衛門風呂を怖がって入らなかったことを話した。友だちとふたりで大笑いしたが、祖父母にとって当たり前に入っていた五右衛門風呂を孫であるわたしがこわがったので、なんか悪いことをしたのではないかと今になって思った。

 祖母にお風呂場まで連れて行ってもらい、こわがってやめたので、祖母がなんて思っただろうと大人になったわたしが思いやった。

 1時間半ほどで電話を終えた後、昨日家に来てくれた友だちにラインを送った。おはようございますとあいさつを送り、もう昼だったと気づいた。昨日持ってきてくれたチョコレートマカロンがおいしかったことと相談したかったことを伝えた。これをきっかけに時間を置いて数回のやりとりをした。

 昼食はここ数日の残り物ですませ、午後はパソコンに向かい、3月の短歌をワードに入力した。さらに4月の短歌というファイルを新たに作って、今日詠んだ短歌を入力した。これは、という短歌が詠めなくてもやもやするが詠み続けるしかないだろう。

 午前中の雨が上がり、庭に出ると青空がひろがっていた。青い空に真っ白な花桃の花がきれいだ。少し前から咲いていたが、今日はじめて花の美しさに気づいた。いままでは桜のほうに目や気持ちが向かっていたのだろうか。

 姫りんごの濃い桃色のつぼみも愛らしい。開くと薄い桃色の花になるのである。

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青い空と白い歯は桃の花

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姫りんごのつぼみ

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柿の木の芽生えと桜

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柿の木の芽生えと桜

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紫式部の盆栽にも芽吹きが・・・・