あたたかさがもどり、午後から武蔵小杉の歌会へ

 昨日は冬が帰ってきたような、冷たい風が吹く一日だったが今日はまた春に戻った。

 昨夜も睡眠が不安定で一度目を覚まし、また眠ったので起きたは7時過ぎ。目が覚める前に、いくつもの夢を見てその断片が目覚めたあとも長く残った。

 午後から歌会があるので気持ちを切り替え、みなさんの短歌を読んで5首選び、互選表に書き入れた。

 早めの昼食を軽くとったあと、いつも利用するバス停から最寄り駅に向かうバスに乗った。電車に乗り換え武蔵小杉へ。

 一階のホールにわたし以外の全員が来ていて、合流して2階に移動した。

 ぜんぶで18首の短歌がA4の紙に9首づつプリントされ、前半と後半にわけてみなさんと1首づつ感想を述べたり、こうしたほうがいいなど意見を交わす。その短歌を選んだ人を中心にどこかいいと思い選んだかを話すが言いたいことがある人は誰でも意見を言うことができる。

 わたしが出した歌は3首。

 

自転車に乗りて去るひとわが視線はがすがごとく角を曲がれり

 

平和なる日本の夕方とつぜんの爆発音など聞くこともなく

 

霙ふる庭よりもどればわがコートしづくをとどめ小さくきらめく

 

 歌会のあとは仲間の三人といつもの店に入った。ひとりは夕食をとるためにパスタを注文、他三人はケーキと珈琲のセットを注文した。食べ終えた後はマスクをして、おしゃべりを楽しんだ。

 みんなと別れたあと、わたしは買い物を少ししてから帰った。家に着くと、スマホにもう一つの歌会のグループラインにメッセージが届いていたのに気づいた。大田区にある都市川で鶴を見たという内容だ。こんなところに鶴が?と思い、インターネットで調べてみたがこの川で鶴を見かけたという情報はまったくない。その代りにかなりの数の鷺を見たという記事が写真付きであった。ラインで送られてきた鶴を見たという話は、鷺の可能性が高そうだ。鷺と鶴は大きさは違うがとてもよく似ているということだ。