昨日は夏休み前最後の歌会へ

 東京は梅雨があけて暑い日が続く。梅雨といってもこちらでは雨の降る日が少なかった。暑さだけが印象に残った梅雨だった。猛烈な雨や川の氾濫による被害を被られた地域もある。気象や季節の移り変わりなどこの10年くらいで大きく変わったような気がする。

 昨日は武蔵小杉の歌会にでかけた。8月は夏休みで開かれないので、夏休み前最後の歌会だ。

 ひと月以上歌会がないということで、ほぼ7人全員がそろった。ほぼというのはひとりは2時間近く遅れて参加したからだ。

 遅れて来た人が全員にお菓子を持ってきてくれたので、歌会のあと、みんなで食べた。さらに歌会の途中、歌人、馬場あき子さんのドキュメンタリー映画を見に行こうと言う話が出て、参加者から3人が行くことになった。来週の木曜だが、わたしは予定がわからなくて参加しないことにした。ただ、もし行けそうだったら見に行こうと自分のなかでは考えている。

 歌会の出した今回のわたしの短歌はあまり出来が良くなかったのだろうか。互選の点数が少なかった。商店街で見た七夕の笹飾りを詠った短歌で、わたしとしては気に入っているのだ。他人には評価されないだけと思うことにした。

 歌会のあとはいつもより一人多く参加して、いつも行く店に入った。いつもなら珈琲や軽い夕食を注文するのだが、昨日はビールが飲みたい気分になり、ビールを注文することにした。すると他の人たちもではわたしもビールに、という流れになった。

 生ビールを4つ、オードブルを一人一品づつとってみんなでわけあった。どれもおいしかった。昔よくやっていた夏休み前の納涼会の小型版みたいな感じになった。

 歌会の先生がご存命中は、年に二回、中華料理屋の個室を借りて十数人が集まり、会食の席をともにした。夏は納涼会で、年末は忘年会という名目だった。

 楽しい時間を歌会の皆さんと持てたのはよかった。

 

 今日は買い物以外はずっと家にいて、短歌を作ったり、昼寝もした。でかけないときは同じような生活をしている。

 朝早く庭に出て、花壇の横を通った時、百日草の葉っぱにナツアカネが止まっているのを見た。小型の赤とんぼだ。百日草の葉っぱは大きめなので、安定感があるのだろうか。わりと長い時間、そこにいた。赤とんぼと言うと秋のイメージだが、ネットで調べるとナツアカネは夏に見かける赤とんぼのようだ。

 近くに小さな川が流れているからそこで孵化したのだろうか。

 

ネットで見たナツアカネに比べて羽根の端の斑点が大きいような気がする