図書館に予約した本を取りに行く

 今日も澄んだ冬空がひろがり、空気は冷たいが陽ざしはあたたかい。

 祭日の一日、のんびりと過ごすことができた。先週土曜日の三回目のワクチン接種が関係あるのかないのか、疲れが出てきて、あまり活動的になれなかった。

 午前中は武蔵小杉で開かれる歌会のために、会場となる会議室の抽選予約をした。ひと月に付き、4か所の抽選に参加できる。コロナの感染拡大がはじまってから希望の日にち、曜日をとれないことが多い。川崎市の中原市民館はワクチン接種の会場に使われているので、今まで使えた会議室の多くが使えなくなり、希望者が集中しているからだ。

 川崎市のふれあいネットにパスワードを入力して入ると、登録更新の時期が近づいていることを知らす画面が出た。個人登録しているので、その本人に電話をして、更新手続きをお願いした。その歌会の仲間は3回目のワクチン接種をモデルナで受けたが、前と(ファイザーのときと)まったく変わらず、注射跡がやや痛いくらいだったと話した。

 お昼近くに車で図書館に行き、予約した本を受け取ってきた。数日前にメールで図書館から本が用意できたことを知らせてきた。

 多摩川沿いの道路も図書館もすいていたが、住宅街は子ども連れの家族が自転車に乗って移動していたり、歩ていたり、祭日らしい光景に出会った。

 大森静佳さんの歌集『カミーユ』を受け取り、いつもの帰路を車で移動した。帰りは桜坂の上ってだいぶ遠回りして帰ることにしている。行きと同じルートのほうが近いが、老犬ももこがいるときから桜坂を上る帰り道を運転してきたので、そのまま続いている。

 元気があるときは短いドライブを楽しんでから家に帰ることもあるが、すぐ家に帰った。ちょうど12時ころ家を出たので、昼食の時間になっていたこともある。

 昼食をとると、読書どころではなく、眠くなってしまい、居間の隣にある仏間に廊下で干していた布団を敷き、横になった。お湯を入れた小さな湯たんぽを足元に置いた。

 いつの間に眠ってしまい、起きたときはあたりがうす暗くなっていた。しばらくぼんやりとしてから起きた。

 せっかく読みたい本を借りて来たのに、読むことなく一日が過ぎた。心身ともに休養をとるよう心がけよう。