昨夜は雷鳴とともにたたきつけるような雨が降り、ジャカランダの植木鉢が倒れたのを家の中から見たがしかたなくそのままにした。
一夜明けて雲は多めだが青空がひろがる。気温は上り、湿度も高い。
庭に出て倒れたジャカランダの植木鉢をもとにもどし、倒れたキバナコスモスを1本抜いた。
午前中の早めに時間に、近所に住む知り合いを訪ねた。ピンポンと鳴らすと少し間をおいて知人が玄関より出て来た。顔中石鹸のあわがついていて、タオルで拭きながら……。洗顔の真っ最中、これから水で落とそうというときに来てしまった。
恐縮するわたしに笑顔を見せて、家の中に招いてくれた。知人はすぐ水で石鹸を洗い落とし、ソファに座るようにすすめてくれた。
いくつかのこちらからの話をした。知人からは家族の話をいろいろしてくれた。ご自宅に上がらせてもらうのは2回目で、一回目はこの界隈に出水があってまもないころだった。これから床も壁もすべて貼り替えるというときだった。
すっかりきれいになった室内には新しい家具が入れられていた。
弟と妹を早く亡くした知人は兄弟がいる人がうらやましいと言った。だが人に恵まれて、いい人生だとも言った。
小一時間話しておいとました。