青空が広がるが雲が多い。夏と秋が行きかうような空だ。
午前中は部屋の掃除をした後、お昼前に武蔵小杉にでかけた。一昨日、歌会があったところだ。バスに乗って最寄り駅に行き、そこから電車に乗った。
東急線・武蔵小杉駅を降りてすぐのところにある駅ビルによく行くお店があり、歌会のあとに洋服を2点選び、取り置いてもらった。今日買うと2割引きになるとのことで、わざわざ行ったのである。数日の違いで同じものが安く買えるなら、と思った。
買い物を終えて、一昨日歌会のあとに仲間と行った店に入り、ランチを食べた。平日にしてはわりあいと人が入っていた。だがテーブルとテーブルの間がゆったりとしているので、人が多いという感じはない。
この店で一人で食事をするのははじめてだ。この店どころか、最近は外食をほとんどしなかった。外で食事をするのもいいものだ。
食事を終えて、電車に乗り最寄り駅まで行った。行きの最寄り駅とは違う駅である。改札を出てすぐ帰りたくない気分だった。駅前のスターバックスは混んでいて、しばらく待たないと席が空かないのであきらめて駅前の広場にあるベンチに座った。
大きめの不定形な雲が青空にひしめくようだ。噴水と小さな池の周りはサークル状の道路になっている。車が行きかうのを眺めた。不法駐車はできない。駅前に交番があるからだ。いくつかの短歌をつくってみた。
わけもなく家に帰りたくない昼下がりベンチに座って歌をつくる
スクールバスのリアウィンドウが映したり赤屋根の駅舎白き雲を
半袖と長袖混じる駅前の広場で見上げるゆきあひの空