久しぶりに国会図書館に行く

 朝から雨が降り、涼しい日が続く。

 朝早めの時間に友だちにラインを送ると珍しくあまり間を置かず帰ってきた。どうせ返信は時間がかかるから図書館に行こうと家を出たときラインの返信が来たので、家に戻り返信した。いくつかの電話をしてその結果をまたラインで送った。

 用事をすんで雨の中、車で図書館に行った。予約した本を3冊、図書館で見て選んだ本を1冊、借りて来た。

 家に帰り、さっそく読んだ。『片想い 向田邦子』(菅沼定憲著)はシナリオライターでエッセイストで、直木賞作家でもあった向田邦子への想いを綴った本である。こういう男の人もいるのか!こういう心の動きをする人もいるのか!共感半分、異和感半分。

 才能のある先輩作家、向田邦子への思いには敬愛だけでなく強い思慕が混じる。尊敬の気持ちが強いから異性として見ることに抵抗があるのだろうか。恋慕と言ってもいい感情を素直に開放することができない、その辺はなんとなくわかるような気がする。

 午前中、本を読みながら合間に電話で話したり、ラインを送ったりした。

 昼食後しばらくして外出の準備をした。雨が降っていてどうしようかと思ったが、昨日行けなかった国会図書館に行くことにした。

 歌人永井陽子さんについて調べたいことがいくつかある。

 国会図書館には4時から入館して7時少し前までいた。3冊の雑誌、一冊の本を検索し、そのうち雑誌一冊はデータで見て必要なページのコピーをパソコンで指示した。

2冊の雑誌と1冊の本は現物を請求して、必要なページのコピーを申し込もうとしたがコピーの申し込み時間に間に合わぜできなかった。けっこう時間はあったはずなので。なんで6時半の締め切りまでに間に合わなかったのだろうか。

 友だちから電話があって廊下に出て話したが10分ほどだった。資料を検索するのに時間がややかかったが、それでも時間がかかり過ぎだ。最初の予定では小一時間くらいほしい資料のコピーが手に入ると思っていた。

 コピーをとるためにまた近々、国会図書館に行くことにしよう。

 帰りはいつもと違う駅まで電車で移動し、バスに乗って帰った。雨が降っていたのでなるべく歩く距離を短くしようと思ったからだ。この駅前にはいくつもの商業施設がそろっていて、そのひとつで夕食のお惣菜を買った。