おだやかな晴天が続く。アメリカのニューヨーク州で猛烈な寒波に襲われ、非常事態宣言が出されたのに比べ、毎日きれいな青空が眺められる幸せを感じた。
昨日は今年最後となる国会図書館に行った。国会図書館は今日29日から閉館し、来年は1月4日から開館をする。昨日は今年最後の開館日だがそんなに混んではいなかった。
久しぶりだが、端末が置いてある席に座り、画面で閲覧したい本を検索して閲覧請求をしながら、スムーズに操作できることに自分で驚いた。
今年の初めころだろうか。一か月ぶりくらいに国会図書館に行くと、端末で自分が読みたい本や雑誌を検索するなどの操作がうまくいかなくて、図書館員に教えてもらいなんとか操作していたことがあった。
昨日はあまりにスムーズなので、まるで国会図書館が自分の書斎のような気持になったほどだ。
閲覧した雑誌は、「短歌研究」「短歌」(角川)「歌壇」の11月と12月号。閲覧した本は谷岡亜紀の歌集『ひどいどしゃぶり』と『高野公彦 シリーズ牧水賞の歌人たち』(青磁社)の2冊。
『ひどいどしゃぶり』は2020年に第25回若山牧水賞を受賞した歌集だ。歌人、高野公彦は第一回若山牧水賞を受賞している。
2冊の本は全部読み切ることはできなかった。ひどいどしゃぶりはもっと読みたかったが時間がなくて来年に回した。高野公彦のほうは読みたいところはほぼ読んだ感じだ。雑誌は6冊もあったので、本当に読みたいと思ったところだけ読んだ。
夕方5時近くに図書館を出て、電車で二子玉川に移動した。以前よく入った駅前のカフェに入った。ここもひと月以上来なかったので、なつかしくて、やはりいいなと思った。また、時間を作って足を運びたい店だ。
今日は午前中、車で大田区の図書館に行った。9冊借りている本を返却し、そのうちの6冊を再度借り、新たに2冊を借りた。
図書館からの帰り、駅前のスーパーマーケットに寄って、お正月の買い物を少しした。お雑煮用の鶏肉など生もの明後日くらいに買うつもりなので、今日も日持ちするものが中心だった。
家に帰り、昼食を食べてから、こんどは歩いてさきほどとは違う駅前の商店街へ。墓参用の花束をふたつ買って家に帰った。家で花の水切りをし、庭から赤い実の千両の枝を2本切ってきた。今年は千両の実がほとんどならず、例年なら近所の友だちにお正月用に千両を切って持って行くのだが今年はできなかった。
夕方近く、買ってきた花に千両を加えて、近くの菩提寺に行った。墓地ではまだお墓まりに来る人は少なくて、あまり花が見られなかった。
父母のお墓に花を供え、母に話しかけた。実は一昨夜と昨夜、夢のなかに母が出て来たのである。一昨夜の夢は、日帰り旅行にでかける元気な母が出て来て、昨夜は家の前の広場に戦車が現れ、ロシア兵がわが家に来るという変な夢だった。玄関に母を残して、わたしは逃げるように奥の部屋に移動するが、しばらくして何ごともなく、一安心するという夢だ。
二日続けてお母さんが夢に出て来たよ、と話した。