歌友に手紙を書く

早朝から空気がもわっとしていた。見上げると柿の木の葉の間に見える青空に薄く白い雲が流れていた。雲だけは秋みたい。

 時間が過ぎるにつれて暑くなり、お昼前だがエアコンをつけた居間にこもっている。

 最近になって交流がはじまった歌友。わたしが歌友と言っても、先方がどのように思っておられるかはわからない。こちらの気持ちとしては歌友と言い換えたほうがいいだろう。

 5年前には東京に住んでいて、そのあと郷里の岡山市に転居された。出会いは東京におられるとき、明治神宮で開かれた月次歌会の席で、だった。そのあと、別の神社の短歌会会でお互いに受賞者として再会し、連絡先を交換したのが3年前くらい。

 そのまま連絡することなく過ぎて、今年の5月になってこちらから連絡をして手紙や電話、メールのやりとりをして今に至っている。まだ交流を始まって3か月である。これからどうなるかわたしにもわからない。

 この歌友は岡山市で10何人かの仲間と同人誌を作っていて、その最新号を先週送ってくれた。

 読ませていただいた感想などを午前中、パソコンのワードで書いた。便箋に書くと、文章の修正があるとその都度、書き直さなければいけないのでワードのにしたのである。

 原稿用紙4枚分の手紙を書き終えて、一度目を通し、直すところは直してプリントアウトした。封筒に入れて午前中に投函した。

手紙は季刊の短歌誌に詠草を送る時に添えるものと、浜松に住む旧友に時々書くくらいでそんなに書くほうではなかった。

 長めの手紙を書くのは大変だが書き終えた後はやり終えた感があっていい。手紙を書ける相手がいるのもいいことと思った。

 

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今日の空、日中は雲が少ない

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日日草(左)と河原ナデシコ