久しぶりに国会図書館に行く

 昨日とは違って朝から晴れて青空がひろがる。

 といってもいつもより寝過ごしたので、7時過ぎになって晴れているのを知ったけれど。

 午前中は庭に出て、切りっぱなしの椿の枝や、引き抜いた実生の小さな木などを集めてゴミ袋に入れた。庭に植えた木から種子がこぼれ、ほっとくと実生の木がどんどん増えて、風通しが悪くなる。ときどき抜いて整理をしている。

 洗濯機を二回回して、シーツなど大きめのものを洗った。最近、天気が不安定で朝から晴れている日でないとかさばる洗濯物は乾かない。

 今日は国会図書館にの入館予約をしてあるので、お昼近くに家を出た。土曜日なので家族連れで混みあう二子玉川の、いつも買う地下の食品売り場で軽い昼食を買った。いつもは並ばずに買える店が今日は8人ほど並んでいた。小さな稲荷寿司とネギトロの手巻き寿司を買った。

 田園都市線半蔵門線で永田町へ。国会図書館もいつもより混みあっていた。いつも座る席がふさがっていたがその近くの席に座ることができた。さっそくパソコンで読みたい本や雑誌の閲覧申し込みをする。 

 本や雑誌が受け取りカウンターに届くまで少し間があるので、6階の食堂に行って先ほど買った軽い昼食を食べた。テレビが一台置いてあり、いつもNHKの放送が流れている。

 2階に降り、申し込んだ雑誌と本を受け取り、席に戻った。歌人、永井陽子さんの同人誌「詩線」全号(1~32号まで)と、歌人奥村晃作さんの歌集『ビビッと動く』、同じく歌論集『抒情とただごと』、椎間板ヘルニアを患う友だちの役に立ちたくて椎間板ヘルニアについての本を一冊。

 この椎間板ヘルニアの本はあまりピンと来なかったので返却し、ヘルニアについて書かれた別の一冊を閲覧請求した。こちらの本はかなり役に立つ情報が書かれていた。画像でヘルニアがあることがわかった人でも必ずしも痛みがあるわけではないこと。この本を書いた医師のクリニックに、他の病院で椎間板ヘルニアと診断されて来る人のほとんどが他の病気を持っていること。椎間板ヘルニアには標準的な治療のガイドラインがあること、などなど。

 奥村氏の歌論集『抒情とただごと』は全部は読めなかったがとても興味深く読むことができた。ほかの図書館でこの本を借りて全部読みたいと思った。氏の歌集は国会図書館で読むだけでもいいと思ったが。

 「詩線」は目を通しながら永井陽子さんの短歌についていろいろ思いをめぐらした。この思いをめぐらす時間がわたしにとっていちばん大切な時間である。

 4時半ごろ、国家図書館をあとにして、行きと同じ二子玉川駅に移動。駅の近くで今日明日の食料を買い、喉が渇いたのでカフェでアイスコーヒーを飲んだ。