浜松の友だちと長電話をした

 朝は曇りでお昼近くから雨が降る。気温が上がらず肌寒い。夏に近い気温の日があったので、寒さに戸惑う。

 午前中、雨が降っていない時間に庭に出て、オオムラサキツツジの大刈込を剪定した。大刈込とはオオムラサキツツジを5~6本並べて植え、背丈をそろえて大きな塊で花を楽しむ植え方。花が咲きそろうと見ごたえがある。

 父はツツジと椿と紫陽花が好きで、挿し木で増やして庭のあちこちに植えてある。他の花木も植えたのかもしれないが、丈夫でこの庭の環境に合ったこの三つの花木が生き残ったのかもしれない。

 刈り込み用の取っ手が長い鋏で今年伸びた枝を刈った。お隣との境に植えてあるので、無断にお隣に入って切らせてもらった。刈った枝はすぐわが家の庭に放り投げた。

 雨が降り始めたのでいちばん背丈の高いところを切り残したまま途中で終えた。

 庭仕事はいろいろあるのに雨の日が続き、困ったことだ。種子を蒔いた百日草、千日紅、朝顔、ヒマワリのためにも日照時間がほしい。思い起こしてみると、種子を蒔いた後、雨の日が多いのは今年だけではないような気もする。もっとお日様が欲しいと思った過去の記憶があるからだ。

 昼食には山芋をたくさん入れてお好み焼きを作った。キャベツともやし、野菜もたっぷり。量が多く見えるがぜんぶ食べても重く感じなかった。

 食後しばらくして浜松市に住む友だちに電話をした。

 ワクチン接種の予約票が届き、ワクチン接種が現実のものとなってきたので、友だちが住む地域ではどうなのだろうかと思った。

 また予約票は届かないとのことだ。友だちはできればかかりつけの病院で接種したいと言った。

 わたしも健康診断に行く病院でできればいいが、その病院で最近クラスターが発生したと聞いたので、どうかなと思っている。

 東海地方は例年よりだいぶ早い梅雨入りになったので、友だちも庭に出てやりたいことがたくさんあるのに、と嘆いている。

 関東地方は梅雨入りとは言われていないが、実質的に梅雨に入ったような天気。五月はもう少し晴天が続いてほしかったと言いあった。