従妹の家に遊びに行く

 朝から雨模様の天気で時折雨がぱらついた。

 火曜は燃えるゴミを出す日なので、7~8束の剪定枝や45リットルのゴミ袋4袋分の枝や引き抜いた草花などを捨てた。駐車場に吹きたまる落ち葉の掃除もした。

 午前中は永田陽子さんの『なよたけ拾遺』を読んだ。

 午後からは同じ町に住む従妹の家を訪ねた。坂をのぼり10分ほど、最寄り駅に行く道の途中にある。

 従妹の母親が現在入院中だが、退院するとなかなか会う時間がとれないので時にはあって話そうということになった。

 紅茶とケーキをごちそうになった。紅茶はわたしがいつも飲んでいるのを知って用意してくれたようだ。ケーキは駅前に新しくオープンした店のもので、小さめのおしゃれなケーキが大きな白い箱に動かないように工夫して詰められていた。 

 わたしはモンブランを選んだ。ストレートの紅茶とモンブランの相性はすごくいい。

 この家の従妹は二人いて、一人は1時間ほど後に帰ってきた。

 コロナウィルスワクチンの接種券・予約票が今日封書で届いたのでその話をした。従妹たちの周囲には医療関係者など接種をすでに終えた人がいて、副反応がかなり大変な人の話が出た。医師の一人は2回目の接種で高熱が出たとか、2回目の接種で激しい頭痛に見舞われた人の話もあった。

 ワクチン接種はそれなりの覚悟が必要のようだ。

 わたしたちの祖母や祖父の話もいろいろした。わたしが母や叔母から聞いた話を伝え、従妹たちの話を聞いて、それぞれの情報のすり合わせをしたかったが従妹たちはあまり話を親から聞いていなかったようだ。

 途中,隣に住む人が愛犬を連れて遊びに来た。3歳のトイプードルは家に上がると勢いよくわたしのほうに走ってきて愛想をふりまいてくれた。ふわふわとして被毛はきれいにカットされている。かわいいのでついかまってしまう。

 隣人はしばらく話して愛犬ともに帰り、従妹のひとりとわたしはハイボールを飲み始めた。従妹は在宅で仕事をしていて、ときどき職場に行くがそのとき銀座にある岡田かめやという店で買ってきたつまみを出してくれた。

 この店はNHKNのドキュメント72時間という番組で紹介されていた店で、銀座近辺の酒類を出す店に乾きもののおつまみを中心に商っている。

 スマホで従妹が出したおつまみを撮影したがSDカード保存に指定しなかったので、ブログでアップロードできない。

 蜜柑のドライフルーツやアーモンドをくるんだチョコレート、青豆など、クラブやバーでお酒を飲んでいる気分を少し味わえる。

 夜にならない時間からお酒を飲み始めるのは、冠婚葬祭の時以来のような気がするが、たまにはいつもの日常と違う時間を楽しむのも悪くないと思った。