朝はゴミ出しの日なので、椿の落花を拾い集めゴミ袋に入れた。日曜の風雨で落ちたもの花は茶色に変色し、新しく落ちた花はまだ鮮やかな色が残っている。
玄関前や駐車場に散らばる落ち葉や花びらの掃除もした。春の庭は特に落花の掃除が大変だ。
午前中、最近では珍しく散歩にでかけた。1月によく歩いた散歩コースを歩いた。対岸の高層ビルが見える高台まで歩き、そこから急な坂を上ってさらに高台に行き、国分寺外線の縁をつなぐ道を歩いて、今度は坂を降りてわが家に帰った。
少し前によく歩いた散歩道はその頃のわたしに戻ったようでどこかなつかしい。毎日のようにこのコースを歩いた時もあった。ほんの二か月前だが,あのころのわたしと現在のわたしとどこか変わったような気がする。
昼食後は庭に出て白い花が咲いている花桃の枝を高枝鋏で切った。玄関に飾る切り花用と、友だちに持っていくために切った。
友だちは昨年愛犬を亡くしてから花を欠かさないという。庭に花があるときは切り花を友だちの家に持っていくようにしている。
友だちに電話をしてから家に花を持っていった。夕食の準備をする時間なので立ち話もそこそこに帰った。家の近くに来てから歩道で知人に会い、少し立ち話をした。通風を患い、以前は毎日飲んでいたお酒を飲まないようにしているとのことだ。
家に帰り、こんどは近くの菩提寺へ。昨日に続き2回目の彼岸の墓参りをした。
その足でまた坂を上って最寄り駅近くの商店街に行った。朝食用のパンと夕食用の揚げ出し豆腐を買った。商店街の先を右に曲がって少し歩くと、先日友だちとディナーを楽しんだフレンチレストランがある。レストランになかなかたどり着けなかったことを思い出し、もう一度行ってみる気になった。
商店街の先にある踏切を渡り、次の信号を右折してまっすぐ歩き、大きめの踏切を渡って少し歩き左手にその店があるのだが、道路からその店が全く見えない。あの時は夜だったので迷うのも仕方なかったように思った。行く前にいちおう場所は確かめておいたのだが。
咲き初めの桜並木を春の陽の光の粒をあびつつ歩く
萌えいづる白樺の木に訪れる緑のインコと雀の家族
はやばやと散る花びらと咲く花と時の流れが天地をわける