晴れて日中は陽射しがたっぷりで暖かかった。
一昨日にふたりの友だちに石鹸を送ったがどちらも昨日着いたとのことで、その友だちから電話があった。
午後2時と時間指定してひとりの友だちから電話がくる予定だったが、その前にもう一人の友だちから午前中に電話があった。
2時間くらいの長電話で、いろいろな話をした。家の天井の物音がして業者さんに調べてもらったがねずみだとわかり、駆除のためネズミホイホイを仕掛けているという話。わが家の近所に人の住まない家があったとき（その家に棲みついたのか）、界隈でネズミが家に入ってきたという話がよくあったが一昨年の出水の後、そういう話を聞かなくなった。人の住まない家は取り壊されて更地になり売り出し中だし、水害でネズミが多少はいなくなったのだろうか。
コロナウィルスのワクチンの話や地球温暖化の話も。日本の首相と、欧米の首相たちとの違いも話題になった。国民のこころに届くことばがなぜ語られないのか。日本の菅首相は国会で言葉の伝わらなさを指摘されたようだが、伝えようという姿勢は見えるのでいいかなとも思う。
お昼ごろ電話を終えて簡単な昼食を食べ、もう一人の友だちから電話がかかってくるのを待った。タイミング悪くわたしがトイレに入っているときにかかってきて、こちらからかけ直した。
友だちは昨年10月に母親を亡くして葬儀や四十九日などで気力体力を使い果たし、ひと段落してお正月を迎えたが、なにもやる気がおこらない状態になったという。気を張りつめて頑張っていたことの反動だろうか。気持ちを奮い起こして学生時代の旧友に母親の死を伝える電話をしたりなどしながら、少しづつ回復したという。
こちらの友だちとは昔の恋の話などをして盛り上がった。昔と言っても大昔、高校時代とか二十歳代の初めころのことだ。電話の向こうとこちらで笑いながら話ができた。
話しながらおかしな恋もあったなと。
2時間ほど長電話をして、早く安心して会えるようになるといいねと電話を切った。
しばらくして買い物にでかけることに。歩いて行ける坂上の商店街に行った。明日の朝食用のパンを買い、帰りは遠回りして散歩を兼ねた。夕景のなかの富士山の眺めを楽しみながら大好きな散歩コースを歩いた。
