午後は知人が家に来る

 気温が下がって寒い一日。

 朝早くからエアコンをつけっぱなし。

 弟が1階のひと部屋に住むようになって(いわゆる同居)、最近、ブレーカーがたびたび落ちるようになった。

 弟の部屋には冷蔵庫、エアコン、掃除機、犬用の炬燵、電気ポット、電子レンジ、ノートパソコンなどいわゆる単身住まいに必要なもの、そうでないものふくめて、洗濯機以外はそろっている。

 朝とお昼、電子レンジを弟とわたしが同時に使う時間にブレーカーが落ちるようだ。

 わたしはエアコン、掘り炬燵、冷蔵庫、オーブン機能付き電子レンジ、洗濯機、ノートパソコン、電気ポット、トイレの暖房機などを使い、洗濯機以外これらが同時にオンになっていることもある。

 トイレの暖房や電気ポットのコンセントを抜いているだけで少しは違うかもしれない。

 同居人がいるわずらわしさを感じる今日この頃である。ひとりで住んでいるときはこういう悩みはなかった。ただ、父母の家にわたしが引越してきたときは、同じようにブレーカー落ちたことがありアンペアをあげた。父母はわたしと同居することになり、やはり煩わしさを感じたのではないかと今に思う。

 午前中は石川不二子の歌集『鳥池』を読み、築地正子という歌人を知った。ネットで検索していくつかの歌を読むととてもいい歌が多く、さっそく大田区の図書館に作者の歌集を予約した。築地正子歌集『みどりなりけり』と『花綵列島』、築地正子全歌集である。前の2つ、単行本の歌集の蔵書が23区の図書館で見つかったときは全歌集は後で予約すると伝えた。

 午後、先週から約束していた知人が家を訪れた。もうひとり連れての訪問である。前もってラインに二人で行くと知らせてきた。

 六畳の居間が客人2人とわたしで急に狭くなったと感じたが、話し始めるとその違和感は消えて話しがはずんだ。いつもの自分でいられたことは驚きだ。割合と人見知りするほうなので。

 ふたりが帰ってから、車で図書館に行き、だいぶ前に予約した本を受け取った。『永井陽子全歌集』である。7つの歌集がまとめられている。貸出期間は2週間と3日。全部読むのは無理かもしれないが、このうち3~4冊は前にも読んだことがあるのでもういちど確認のため読み、読んだことがない歌集を重点的に読むことにした。あと、歌集『なよたけ拾遺』のなかの式氏内親王についての考察部分は絶対読みたい。