夏の間に繁った草を引き庭木の枝を切った

涼しさに慣れていたが今日は久しぶりに夏の暑さが戻った。

お昼過ぎに居間の室温を見ると、30℃を越えていたのでエアコンを久しぶりにつけた。

朝、コンビニに買い物に行った以外は日中はほとんど家のなかにいた。

午後は短い仮眠をとった。

夕方近くになり庭に出る気力が戻った。夏の間、暑さにかまけてほとんど手を入れなかった庭のあちこちに草が繁り気になっていた。

 駐車場の後ろ、スモモの木の下はいちおう花壇として作られているのだが、草が蔓延り、こぼれ種から育った紫蘇がぎっしり生えている。

 草を引き抜き、紫蘇も半分くらい抜いた。

 さらに駐車場の後ろに植えた梅の木の根元にもドクダミが蔓延っているので引き抜き、梅の枝にからんでいる名前のわからないつる性の植物を引っ張って根元から切った。

 徒長した梅の枝やコデマリの枝も切った。二本あるヒメヒイラギはしばらく見ない間にびっくりするほど背が高くなっていたのでノコギリで半分くらいに高さを縮め、全体の枝を短く刈り込んだ。

 桑の木の枝が四方八方に長く伸び放題なので、こちらも細いものは鋏で切り、太いものはノコギリで切った。

 抜いた草はゴミ袋に入れ、切った枝は短く折ったり切って紐で束ねた。

 作業を終えたスマートフォンを見ると6時だった。ほぼ2時間弱の作業。かなり日が短くなり、最後は薄暗い庭での作業だ。夏は終わってしまい、秋がやってきたと実感しながら庭仕事を終えた。

 五月頃から夏にかけていろいろあった。苦しいこともあったが楽しいこともあった今年の夏だった。コロナウィルスの脅威はいつも付きまとっていた。怯えるほどではないが、外に出る時はいつもいつもマスクをして、手指の消毒を意識してやった。防御策を取りながらの生活だった。

 何年も何年も後になって、決して忘れられない一年として思い出すことだろう。