ひと月半ぶりに武蔵小杉の歌会へ

八月は夏休みだった武蔵小杉の歌会にでかけた。

ほぼひと月半ぶり。

一名欠席者がいたがあとはみなさん久しぶりの顔合わせとなった。

欠席された人はコロナウィルスの感染を警戒してのことだ。

 会場となった会議室は定員が今までの半分に減らされ、椅子も使えないように片隅に片付けられている。どっちにしろ、参加者は7名なので半分の定員でもじゅうぶんである。

 先生が亡くなられたので、先生なしの歌会となるがわたし自身は先生がいない歌会に慣れてきた。最後のジャッジにしてくれる人がいないことは心もとないと言えばそうだが、短歌は自分の力で詠むもので、自分が詠んだ歌に対して人に頼って良し悪しを決めててもらってもしかたないと思う。

 尊敬できる先生に評価してもらうことはうれしいが、それができないなら、自分のなかに厳しい先生に代わるものを作るしかない。

 

今日の歌会に提出した短歌三首を記しておこう。

 

振りきらんばかりブランコこぐ子らをマスクが隠せるほほえみでみる

 

散歩する吾(あ)へ弾み来るボールあり手ではじき返せばありがとうの声

 

教会の夕六時(ゆうむつ)の鐘曇天の空に光をふりまくごとし

 

今日詠んだ歌も。

 

青空とあかねの雲の縞もよう 風見鶏一羽横顔見せる