朝方は雲が多いながらも青空がひろがっていたが、午後から雨が降ったり止んだりの天気に。雨が止んだ後は陽射しが出て、目まぐるしく変わる天気だ。
お昼前に仏間に枕とタオルケットを持ってきて、ごろんと横になった。昨夜の睡眠不足から来る疲れを感じたから。
横になって休むだけと思っていたがいつの間にか眠った。気持ちのいい眠りで目覚めた時も気持ちよかった。眠ることで何かが浄化された感覚があった。
午後は昼食後に３つある部屋と広縁、台所、廊下に掃除機をかけた。汗だくになって着替えなければいけないほどになった。
きれいになった仏間でアイロンがけをし、自室の卓上に置いた不要な紙類をまとめて捨てた。これらはみんな明日に向けて、気持ちを切り替えるための所作でもある。
午前中、どこかここでないところに行きたいという願望を自分のこころのなかに見つけてしまい、ああ疲れているのだなと思った。疲れていても逃げ出したくても今はできない。
来週はひと月ぶりに武蔵小杉の歌会が開かれるし、９月１０日には国勢調査がはじまる。国勢調査はなんとかやりとげないと。
１１月になったらどこかに逃げてもいいから、今はこの場で踏みとどまるしかない。
もちろん、心身の疲れは自分でケアして、そんなに無理はしないつもり。休みつつ集中力をきかせて引き受けたことをやりたい。
冷涼な秋を思うには９月はまだ早過ぎるけれど…、今年は紅葉の季節を夢見る。
この夏の更地に茂るエノコログサ花穂ふるふる秋風にそよぐ
欄干にもたれかかれば秋風がわが着る服をなでて吹き過ぐ
