歩かず出かけずのんびり過ごす

 梅雨空が続き、ときおり小雨がぱらつく。陽射しがまったく出なくて、気温が下がり長袖を着て過ごした。

 今日は最近にしては珍しく、散歩もあまりせずに、外出もしなかった。近所の肉屋に買い物に行っただけ。

 いつも行く古墳のある公園から鉄橋を走る電車を見たかったし、木立が多い公園に鳴く蜩の声も聞きたかったが散歩に行かなかった。

 昨日は歌会があったため、寝つきが悪く、睡眠時間が短めだったこともある。夜中に石川啄木の歌集『一握の砂』を読み始め、翌朝の朝食後に読み終えた。

 朝食前は短めの散歩をした。歩数計を見ると1.6キロと表示。小学校のとき、帰りに寄った友だちの家からわが家に帰る道で、家並みや川向こうの高層ビル群の一部が眺められるところまで歩いた。

 昼食後、また散歩に出ようと思ったが部屋の掃除をするつもりだったことを思い出し、3つの部屋と廊下、広縁などに掃除をかけた。緑色を帯びた微細なほこりをいっぱい吸引したので、驚いた。梅雨が長く、青カビが繁殖しているのだろうか。いつもより掃除機をかける回数を多くした方がよさそうだ。

 

バス停に待つ若者ら三人(みたり)とも眼差しの先はスマートフォン