夏休み前、最後の歌会へ

 風が強く、蒸し暑い。陽射しはあまりなく、夕方から小雨が降り始めた。

 今日は夏休み前、最後に開かれる武蔵小杉の歌会の日。

 午前中早い時間に、熊本県八代市で発行している短歌誌に詠草8首を送った。さらに今日の歌会の準備をして午前中を過ごした。

 いつも乗るバスより一台早いバスに乗って、武蔵小杉に向かった。30分近く早く着いた。軽く昼食を中原市民館のフロアで食べたが、ここは食事が禁止と注意された。コロナウィルスの感染拡大を防ぐためと言われた。

 歌会は1時より始まる。先生も先生の添削もなしで開く歌会にだんだん慣れてきたような感じがあるが、わからないところを聞ける先生がいない物足りなさがある。文法的な疑問に答えてくれる先生がいると、とてもありがたい。

 歌会の後のみんなとの話し合いでも、指導してくれる先生がいないことが問題となった。だが亡くなった先生に代わる人がすぐ見つかるわけではなかい。しばらくは今のやり方で歌会を続け、何人かの候補の人を先生という待遇ではなく、違う形で歌会に関わってもらう方向を考えることにした。気心の知れた、同じ短歌という目的を持つ仲間がいることを大切に思い、引き続き手探り状態で続けることになった。

 歌会の会場を出て、ひとりを除いて全員が近くの店で珈琲を飲みながら、あれこれ話した。

 8月は歌会が休みなので、また仲間たちと会うのはひと月あまり後となる。それまでコロナウィルス、熱中症、持病などに気を付けて、元気で会えますように。

 

今日の歌会に出した歌

長ながと夏を咲き継ぐ木槿の花 毎年夏が青春なのね

 

古墳山に山百合の花群れ咲けば犬をりし頃思ほゆるかも

 

鞍馬山を越へ貴船へと出たれば和泉式部も見しとふ清流

 

今日の歌

高層のビルの高さをやわらげる街路樹の葉風にざわめく

 

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葡萄の皮がたくさん落ちていた、なにものかが食べに来るようだ、鳥か動物か

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葡萄の実の数が少なくなったように思える