朝から青空がひろがる。白い雲が浮かぶさわやかな空だ。
日曜は部屋の掃除をする日だが、午前中、庭に出たくなった。庭に出ると身体を動かしたくなり、梅の木の枝を切り始めた。すぐ陽射しが強くなり、半分も伐らないうちにひとまずやめた。
日陰になっている裏庭に移動して、草むしりをした。たくさん落ちている柿の葉を掃き集め、引き抜いた草と共にゴミ袋におさめた。
家に入ると時計がちょうど12時をさしていたので、昼食を作って食べた。
食後は少し休んでから部屋の掃除をはじめた。窓を開け、扉も開けて風を通した。からっとした空気が気持ちよい。
掃除を終えた頃、開けた玄関から大きな声が聞こえたので出るとマスクをした男の人が立っていた。二階の瓦がずれてるのをわざわざ知らせに来た建築会社の人だ。工事を頼んでいる工務店に来てもらい、見積もりを出してもらうことを伝えた。飛び込みで工事を請け負いたいと思い、声をかけたのだろうがやはり昨年、床の張替え工事をした実績のある工務店のほうが安心できる。
夕方近くになり、また庭に出て梅の木の剪定の続きをした。青梅が少しだけ成っているので、実がなる枝は切らないように注意したがいくつかは切ってしまった。長く伸びた枝をすべて切るとすっきりとした枝の間に青空が透けて見える、
梅の枝をぼきぼき折って短くして紐で束ねた。5束になった。梅の葉っぱが散らかっているのを掃き集め、ゴミ袋に入れた。
鳥が飛び凧が揚がれる河原の夕コロナの街をしばし離れて
氾濫を経て草伸びるグラウンドに少年ふたりキャッチボールせり