風は強めで気温があまり上がらず、何を着ていいのか迷う。
4月7日の夕方にに発出された特別措置法による緊急事態宣言から3日目。
近所しか歩かないがマスクをかけている人が目立つように。夫婦や親子など男女が歩いている時は、女性はマスクをして男性はしていないことが多い。
小池都知事が午後、休業要請の対象となる施設や業種を発表した。いつからかテレビに登場する都知事がマスクをしているのを見るようになったが、ほぼ毎日違うタイプのマスクをしているようだった。
今日は今まででいちばん興味をひかれるマスクで、手作りではないかと思った。ペパーミントグリーンの地色に小さなハートの模様の生地を立体裁断したマスクで、耳にかけるひもは太めのゴム紐のように見えた。
手づくりマスクをすることで、市中にマスクが不足している都民に手づくりマスクをしましょうと語りかけているようにも見える。
実はわたしも1ヶ月前ほどから手づくりマスクを愛用している。市販のガーゼ(老犬ももこの介護のために買ったもの)を五重にして手縫いしたものと、ガーゼハンカチを折りたたんで手縫いしたものだ。
ただ、3月の初めにガーゼのマスクをして街に出かけたとき、どこかで風邪をもらったので、ガーゼマスクへの信頼感はあまりない。電車やバスなどの乗り物に乗るとき、人ごみになりそうなところにでかけるときは、不織布のマスクをしている。それでも感染は防げないかもしれないと思うが、マスクをしている人が多くなったので、マスクをしていないと相手に不安感を与えるのでは、と思い、することにしている。
手づくりマスクの場合、間にキッチンパーパーを折りたたんで入れるといいそうだ。一度試したが確かに息が少ししにくくなり、空気の通りが悪くなるのが感じられる。
休業要請の対象施設・業態をめぐって国と都が調整をおこない、どちらも引かず調整が長びいた。コロナウィルス感染拡大を押さえこむには都のように対象を広げた方が断然いいことは明らか。もっと徹底して休業しないとおさまらないのではないか。
人と人の接触を抑えるということに対して、国も都も都民もまだ甘い。