久しぶりに朝から晴れた。気温はそれほど上がらないが肌寒さはなく、過ごしやすい一日。
わが家の桜がようやく満開になった。昨日の雨や風にも負けず、きれいな花を咲かせているがちらほらと花びらが散り、移ろう季節を知らせる。
10時過ぎ、近所の肉屋に行った。先週は週末の外出自粛が都知事より要請され、同じ木曜日の午前中に肉屋に行ったが10人程の行列ができた。今日はどうだろうか。先客はひとりだけでほとんど待たずに買い物ができたてほっとした。買い物がスムーズにでき、ほしいものが手に入るととても楽だ。いままでは当たり前だったことが当たり前ではなくなり、買い物という日常の行動さえ、ややどきどきするようになった。
お昼前に駐車場の横に植えた沈丁花の剪定をした。花が終わり、ぎっしりと新芽を伸ばした枝を短く切り詰めた。せっかくの新芽を切るのはかわいそうだが、伸び放題にすると根が浅いので頭でっかちになり、倒れたり,木が弱ることがある。なるべくコンパクトな樹形を保つのが長生きさせるコツ。
東京23区や各市ごとのコロナウィルス感染者数を都が発表した。前から知りたかったことがやっとわかった。わたしが住んでいる区は昨日時点で15名、隣の区は44名。
ただ、この数字の向こうにたくさんの検査を受けていない感染者が見えるような感じがした。こんな人数ではないのではないか。
今日の東京の感染者数は97名でこれまでで最多。気になるのは院内感染が複数の病院でつながっていること。永寿総合病院と慶應義塾大学病院、さらに国立がんセンターの三つの病院だ。このうちふたつの病院は知人が外来で訪れたり、入院して手術を受けた病院なので、気がかりである。