春の陽射しが降りそそぐが風が強く、ときには風の鳴る音がするほど。
庭の梅の木は開花に遅い早いがあって、駐車場の後ろに植えた実のなる梅は早く咲いたので今日の風で花びらがだいぶ散った。
いっせいに花びらが散ることもあれば、二つ三つの花びらが思い出したように散ることもある。風の強さ、風の向きによって変わるのだろう。散り際をしばし眺めてあきなかった。
咲いてまだ間もない古木の梅は強い風にもあまり散ることがなく、庭の奥に植えたオカメ桜もほぼ満開だが風に枝をしならせながらまだ散らない。
庭の花木を眺めながら季節が少しづつ移ろうのを感じ、胸がざわざわしてくる。止められない時間を目の当たりにしているような。
明日からは天気が崩れそうなので、午前中は洗濯を少しと近所に買い物にでかけた。
庭に出て、ゴミ袋に入れた落ち葉をかき混ぜたり、植木鉢に水やりをした。
7年と3か月ほど続けたはてなダイアリーから、はてなブログに引っ越して約一か月半。引越してからまったく休まずに書き続けた。これだけの期間書き続けたのははじめてのことだ。
はてなブログに変わり、「こよみモード」をクリックすると5年前までの同月同日のブログがすぐ読めるようになり、これまでの日々を毎日のように振り返っている。
その年ごとの花が咲く時季の多少の変化やこんなことをやった、こんなことを考えていたなど振り返るのも楽しみのひとつ。
ただ、老犬ももこがこの家に3年前にやってきたのが3月13日なのでその日が近づき、軽い鬱の気分である。その日のブログを読めるだろうか。
咲きそめて咲きそろいて咲き終へて今日の風に梅が散ります
梅の花の散りゆくさまを眺むればどの花びらも散り方を変へ