題詠を間違えてあわてて作り直し

令和二年睦月八日(水曜日)。ことしの先行きどうだろうか。

昨日は雨模様の天気で、ときおり小雨が降ったが今日は午前中は本格的な雨だ。

冷たい雨というより冬の終わり、春が近づく時季の雨。二月の終わり、三月の初め頃を思わせる。

 一昨日は小寒でこれから本格的な冬の寒さが到来というのにどうしたことか。昨年末、せっせと植えたチューリップや水仙、ヒヤシンスなどの球根はじゅうぶんな寒さにあたって花芽ができる性質なので、花芽ができるのかどうかも心配である。

 昨日、月に一回出詠している明治神宮の題詠を出そうとしたとき、最後に兼題を確かめて、ひと月早い兼題を詠んでいたことに気づいた。

 毎月10日締め切りなのでぎりぎりで1月8日には出したいと思っていた。同じ東京なので1日前でも着くとは思うが念のため1日のよゆうをとっているのだ。

 そんなわけで昨日からこの題詠に取り組んでいる。伝統的なことばの題詠で、わたしが苦手とする分野というかテーマというか。一人暮らしでお正月を過ごす家族もなく、伝統的な三が日にも松の内にも遠い。だが伝統的な、世間一般のことを詠むのが短歌ではない。それぞれ、個性ある正月、松の内があっていいのが短歌だと思い直して、あれこれ詠んでいる。

 今年は自分だけの歌、わたしだけが詠える歌を、より鮮明に打ち出していきたいと、題詠を間違ったことで思うようになった。怪我の功名なり。

  お昼前には劇的に雨が上がり、青空がひろがりはじめた。太陽の光が庭の樹々の水滴をキラキラ輝かせている。変な天気。

 

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こんな空がひろがった

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雨上がりの柔らかくなった土にクロッカスの芽を発見

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日本水仙の花は雨に打たれて倒れてしまった