歌集『草木國土』を読み終える

 朝の冷え込みはそれほど強くなく、日中は陽射しがあたたか、風がなく過ごしやすかった。
 今日は近くのコンビニに買い物に行っただけで、ほとんど家の中にいた。メダカに餌をやったり、植木鉢の水やりはした。雨が降らないので花壇に植えた草花や球根にもときどき水やりをしている。
 炬燵に入って島田修二の歌集『草木國土』を読み終えた。

 真面目なる人は歌なぞ作らぬと言ひたる吾妻沁みて思ふも 〈島田修二 『草木國土』より)

 歌人として自負心を持つ島田修二氏。歌人に対してその妻は冷ややかな見方をしている。島田氏は妻のことばを受け止めておのれを省みる。
 島田氏の奥さんも歌人として遅いスタートを切ったのだが、短歌に対してどこか冷めた見方をしていたのだろうか。島田修二氏の奥さんは自らも歌人であるのだから自己批判のことばともとれるが。
 明日の歌会のために準備をした。歌会に集まった22首の詠草から5首選び、明日持って行く短歌2首を考えた。2首はいくつかの候補からまだ決めていない。
 1月末まで送らなければいけない短歌8首はまだ手をつけていない。頭のなかでどうしようかとずっと思っているだけで具体的な歌を作っていない。今まで作った歌をさらに推敲して8首としてまとめてもいい。いつもぎりぎりまで考えて、ぎりぎりに作った歌を送ることが多いが。


蝋梅が咲いた
いままででいちばん花数が多い

クロッカスの芽が出てきた

オキザリスのピンク色の花