武蔵小杉の歌会に行く

 気温はそれほど上がらないが蒸し暑い。半袖でも汗ばむほど。

 午前中は近くの特別支援学校に行くが、午後からの歌会のために早めに帰った。

 午後はぎりぎりの時間に家を出たが知り合いの人に会い、しばらく立ち話をした。このあたりの地主さんで自宅を取り壊し、家を新築する。更地になった敷地は400坪近くあり、半分は貸家を建てるという。最近、近隣の家の建て替えが進んでいる。父母がいた頃とは様変わりした家並みを寂しく感じることが多い。

 歌会には15分ほど遅刻し、すでに始まっていた。と言っても先生は出席なさらず、生徒だけ(わたしを入れて)8人でおこなう。

 歌会の最後に先生の各歌への評価と添削を記したものを全員に配った。今回は先生が良しと評価した短歌がぜんぶで8首と多かった。いままで1首も良しとしないときもあったので驚いた。

 先生は身体が衰えてきて心持ちまで弱くなり、評価が甘くなったのではないか。

 歌会のこれからをみんなで話し合った。歌会を先生抜きで行い、先生には全員の歌の評価と添削をお願いするという現状維持を大筋で決めた。大筋と言うのは先生が体調を回復されたら以前のような歌会に戻すこともあるので幅を持たせて決めた。ただ、私的にはそのようにはならないと思う。

 

九月には妙子忌ありて修二忌もわが愛読の歌人を偲ぶ (わたしの元歌)

 

長月は妙子忌修二忌重なれば敬愛の歌集われ読み耽る (先生が直された歌)

 

「長月は」と直してくださった。なぜこれを思いつかなかったのだろう。

 

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今朝の空

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