同じ時期のブログを読み返すとちょうど今頃、来春のための種まきをしている。
台風15号が去った後、そろそろと思っていた。暑い日が続き、ためらっていたが昨日、今日と涼しくなったので種まきをすることに。
てはじめに今年の5月の種子をとった矢車菊とニゲラを蒔いた。矢車菊は今までブログで矢車草と書いていたが調べてみると和名は「矢車菊」が正しいようだ。英語名はコーンフラワーという。
まず、花色ごとに採取した矢車菊の青色と桃色の花の2種を蒔いた。今年は桃色の矢車菊があまり咲かなかった。種を蒔いても発芽しなかったのだ。数少ない花からなんとか取れた実には幸運にも種がしっかりとできていた。花が終わった後、種ができていないものも多いのでよかった。
ニゲラは青色の花と、その他の色の花に分けて種を採った。その他にはピンク色や白などがある。ほんとうは花色ごとに種を採りたかったが結実すると花色がわかりにくいのでできなかった。青色だけは株数が少ないのでどの株なのか覚えていた。
ていねいに種蒔きをしたつもりだが、いつも発芽するかどうか不安になる。発芽後に虫に新芽を喰われるという不運もある。
だがこれらを乗り越えて春に花が咲くとすごくうれしいので種まきはやめられない。
どうか無事に芽が出るように・・・・・・・。
午後は駅前のスーパーマーケットまで歩いて行った。たいていは車で行くが時折歩いて行く。昔からよく知っている家がとりこわされ、更地になっているのを見て寂しい思いをした。父母や柴犬レオがいた頃がどんどん遠ざかっていく。
変わらない家もあった。柴犬レオがいた頃、この家では二匹の犬を飼っていた。外飼いなので散歩の途中にレオとフェンス越しに仲良くしたことがある。その二匹の犬は親子で、親も子もレオより前に亡くなったと聞いている。
老犬ももこが亡くなったのは3年前あまり前なので、まだどんどん遠ざかる感覚にはならず、ときどきももこがいたのが昨日のように思える。
土くれに矢車菊の種を蒔き命の芽生えをただひたすら待つ
この春に孵りし子めだか秋となり子をなすまでの大きさとなる